【インナーチャイルドワーク】 認知行動療法"では解決できない「悩み」の解決

最近トラウマケアを学んでいてつくづく思う事が
有ります。

それは "トラウマ" は一般的なカウンセリングでは解決できないという事。


つい先月のこと。
相談がてらに産業カウンセラーの資格をもつ上司と仕事終わりに食事に行きカウンセリングしてもらった。

直して欲しいけど、
自分でもよくわかんない。
なぜこうなって、

どうしたいのかもよくわからない。


結局自分の悩みを上手く話せずに終了。
悩みを解決したいんだけど、
過去を思い出したくない。

そんなこんなで、毎日毎日そのよく分からないものの正体を突き詰めるために、手当たり療法を探してようやく答えに辿り着いた。

・自分の感情が分からない。
・自分のしたい事が分からない。

それは自分も他人も気付かない、
心の奥深く、

例えるならパンドラの匣のよう。

開けば厄災が訪れるためしっかり蓋をしている。

「なぜ気付けなかったか?」
それは自分自身がもう災難が再び起きないよう、辛いことを味わわなくて済むよう封印した感情だからだ。

「感情は解放しなければ、
一生身体に留まり続ける。」


抑圧して見えなくした感情は、辛い感情を感じなくて済むようになるのですが、
消える訳ではないんですね。

認知療法や一般的なカウンセリングが
時間がかかること、
そして、一時的に効果があってもまた元に戻ってしまう原因は
意識にアプローチしているから。
意識にアプローチしても、潜在意識にある感情が、無意識の内に
考えや行動に影響を与えているから。
つまり反応パターンとして、光が眩しいと目を
閉じるのと同じように、意識では変えられない反応として作用しています。


そこで

「インナーチャイルドワーク」

を使います。
インナーチャイルドとは無意識の中に残る子供の頃の意識です。
つまり、大人になって考えられるようになっても、
子供の時の自我が残っており今になっても影響を
与えています。
積み木で考えると子供の意識土台の上に大人の意識という積み木が積み重なっています。

普段は大人な人が、特定のシチュエーションでは
急に子供っぽくなる。
だから子供の意識に戻って、アプローチする必要があります。


具体的には

「オリジナルペインエクササイズ」

「グリーフエクササイズ」


この2つを使って治療していきます。
簡単に説明すると、未解決の情動を変えようとするのではなく、ただ感じ、そして悲しみの膿を出し切る事により癒す方法です。
膿は出さないと身体に残り続けますよね。

例えば、過去の虐めや虐待、失恋などに対してグリーフエクササイズを行うと、悲しみや悔しさの感情を解放するので号泣する事が多くあります。
深い無意識に、入るとそれぐらい感情が湧き出ます。
本当はインナーチャイルドは気付いて欲しかったんですね。傷付いたままそこにいたんです。
1人でも出来るエクササイズではありますが、
2人の方がより深く無意識に入れるため効果が
全く違います。


色んな方法を試したけど、ダメだったよとか
色んなカウンセラーにセッション受けたけど
効果なかった方にはオススメです。

カウンセリングでは膿を出す手伝いをするだけではなく、また傷を負わないように強化もしていきます。

ご興味持った方はトップページのお問合せフォームにてお気軽にご相談ください。

カウンセリングガイド〜人間関係の悩みからトラウマ、恐怖症、コミュ症、発達障害を解決するための【心理療法】〜

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