2020.11.29 07:44習慣化がなぜ成功しないか?習慣化は【トリガーの設定】が重要何か始めよう。と思った時はモチベーションが高くて行動出来るのに、次の日、何日か後には結局めんどくさくなってしまう。そして、習慣として定着しない。これはなぜか?というと基本的に人間は変化を嫌う生き物だからなんです。《現状維持バイアスが新しい変化を拒む》明日から明るい自分になろうとか、愛されるキャラになろうとか異性にもっと積極的に話せるようになろうとか思いつくものなら何でも良いですが、いきなり変えよう。とすると抵抗がありますよね。これは現状維持バイアスといって人間が進化するはるか昔、まだ生物として生きていた時代にすみかを持っていて、そこで暮らしていれば食べ物も困らないし、外敵に襲われる心配も少ないわけです。ですが、変化を求めて旅に出ることは飢え死にする可能...
2020.11.27 03:01鬱やストレス軽減に効く【音楽療法】〜コロナ鬱を吹き飛ばせ〜緊急地震速報のアラームで恐怖を感じる波の音や鳥の鳴き声を聴くとリラックスする我々は音による影響を無意識に受けています。警報音はコルチゾールを分泌し逃走モードに切り替え、自然の音はα波を発生させリラックス状態へと導きます。この音による心への影響を積極的に取り入れよう。というのが音楽療法です。これによって鬱の発症要因であるセロトニンの不足による気分の落ち込み、無気力、あるいはストレスの軽減を図ろう!と言うのが音楽療法です。音楽療法の選択肢にも奇跡の音と呼ばれるソルフェジオ周波数の中の528Hz(短調なリズム)でセロトニンを増やす方法や、ヒーリングミュージックでα派を出し瞑想状態に導き不安を軽減する方法が有りますが、今回ご紹介するのは楽器演奏により、セロトニ...
2020.11.26 14:45ASDは個性?病的に生きるか、強みと捉えるかアスペルガー症候群の提唱者がアスペルガーは存在しないと認めた。営利目的で提唱した事は知る人ぞ知る事である。《普通=大多数に漏れた人達》自閉症を持つ人は定型発達の人(以下定型と呼ぶ)との会話には支障をきたすが、自閉症同士では社交的になる事が分かっています。つまり、自閉症の人が集まると障害は生まれないんです。この事から分かるのは、もし定型的コミュニケーションを取る人が少数で、ADHD的コミュニケーションを取る人が大多数であった場合、定型の人が障害者になるかも知れないこと。マジョリティかマイノリティかみたいな。定型の人がADHDをおかしい、理解出来ない。と思っているのと同様に、ADHDからすると定型の人がおかしくて理解出来ない人なんです。現実的にはマジョリテ...
2020.11.26 12:29アスペルガーと自閉症の人は【脳梁】を鍛えるべき〜人の感情を読むトレーニング〜近年、アスペルガーや発達障害が世間に知れ渡り、それに伴い、自身や子供が受診して発達障害と診断され、相手の感情が読めずに会社や学校に馴染めず苦労している社会人や学生、親御さんも多いと思います。ADHDには基本的に認知療法やSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)で社会性のトレーニング、こういう時は〇〇だから〇〇しなさい。のように対応マニュアルを作り上げていきますが、決められたパターン以外の事には苦労します。今回はそんな方の為に、「脳梁」を鍛えてコミュニケーション能力向上させる方法をお伝えしたいと思います。脳梁とは?右脳と左脳を繋ぐ束。感情という島と、思考という島を繋ぐ橋の役割を担っています。この橋が不安定な丸太で繋がれていたら、渡るのに苦労しますよね。...
2020.11.26 11:54音読が【伝え下手】を治す?〜ブローカ野、ウェルニッケ中枢の活性化他人に伝えようとすると、頭の中で上手く整理が出来ない。結構、これが苦手だと仕事で苦労すると思う。例えば、 プレゼンの時 面接の時 雑談コミュ障は「伝達力」が足りないと思う。国語的にいうと、文章構成を組み立てる能力。もし仮に、コミュ障が伝えたいことを上手く表現できたらコミュ障じゃないじゃん。で、これが実はある脳の部位の発達によることが分かったんですね。普段の会話の量でも、ここの部位の育ち方が変わってくると思われます。それが大脳内で言語理解、音声化を担っているブローカ野とウェルニッケ中枢だ。幼少期に家庭内で問題があった場合、社会性にも影響する。と愛着理論では言われているが、子供のころに、家族との会話が少ないとこの脳の領域の発達に影響が出るのは容易に想像出来...
2020.11.19 09:41プロバイオティクスが社会性に与える影響 〜【サイコバイオティクス】の最先端〜 今回は医学的側面から見た、メンタルケアを紹介したいと思います。【腸脳相関】という言葉をご存知でしょうか?腸の状態が脳の機能に影響を与えている。心理状態は単にメンタルの持ち用だけではなく、胃腸の健康状態に左右されるということが様々な研究結果から分かってきています。腹痛とうつ、不安・ストレスの関係1973年、エメラン・メイヤー博士が学生時代に消化器病科でサポート業務を行っていた際、腹痛症状を持っている患者を担当したが、病歴を眺めていたところ、多くの患者が「うつ病」、「不安、ストレス」を訴えていることを発見。バクテリア移植で性格が改善ユニヴァーシティ・カレッジ・コークのジョン・F・クライアン教授の研究で、不安傾向が強いマウスに社会性が高いマウスの腸内細菌を...